沖縄県の方言(沖縄弁)一覧表!意味や例文もご紹介

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沖縄県の方言(沖縄弁)を一覧表で一挙にご紹介していきます!

意味や例文もご紹介しているので現地に行って言葉の壁を感じた時はこの表をみて沖縄弁をマスターしてください!

 

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沖縄弁方言一覧表(ア行)

方言 意味 例文 例文意味
あがちゅん よく働く。はかどる。 めーなち あがちゅん 毎日よく働く
あがり   いったー やーや さぶろーやっちーぬ あがーりやんどーやー 君の家は三郎兄の東側だよね
あきさみよー あれまあ あきさみよー また おーえー っしなー あれまあ! また喧嘩したのか
あさばん  昼食 ちゅーぬ あさばのー うけーめーし しむみ 今日の昼食はお粥でよいか
あしはいみじはい  汗水流して あしはいみじはい っし はたらけー 汗水流して働け
あしぶん(1) 遊ぶ 仕事をしないでいる ちゅーや ぬー っし あしぶが 今日は、なにをして遊ぶか
あしぶん(2)  歌や踊りなどに興ずる うた さんしん っし あしばな 歌・三味線などして遊ぼう
あっちゅん(1) 歩く 動く 進む ちゅーから あっちゅん 今日から歩く
あっちゅん(2) 働く 〜ている 暮らす むる あっちゅんどー みんな働いているよ
あとぅまさいがふー  残り物に福があること いっとー あたてぃ あとぅまさいがふーやたん  一等あたって残り物に福となった
あびーん(1)  しゃべる いへー よーんな あびれー 少しゆっくり喋りなさい
あびーん(2) 呼ぶ 泣く 吠える あんまーが っやー あびとーんどー お母さんが君を呼んでいるよ
あんぐぁー  らー あんぐぁーや まーんかい っんじゃが どれ、お姉さんはどこへ行ったの)
あんまー  いったー あんまーや いくちー ないみしぇーが 君たちのお母さんはいくつになられたか
※ 上代語の「あも」系統の語。
あんらぐち  おべっか。お世辞。 あれー ちゃー あんらぐち すんやー あの人はいつも おべっかを言うね
※ 近世語の「油口」に対応。なめらかなお世辞の弁舌。
いじ(1)  勇気 あれー いじ あんどー あいつは勇気があるよ
※ 「大胆な人」を「いじゃー」という。
いじ(2) 怒り 〈諺〉いじぬ っんじらー てぃー ひち てぃーぬ っんじらー いじ ひけー 怒りが出たら手を引き、手が出たら怒りを引け
いっぺー  たいそう とても いっぺー ちゅらさんやー とても美しいね
いび  神のいる場所 あまんかい いびぬ あたんやー あそこに聖空間があったね
※ 上代の「いむべ(忌部)」に対応する語。
いやい  伝言 いやい そーたん 伝言していた
※ お年寄りは手紙を書くのが苦手で、遠く離れて暮らす者によく伝言した。
いー  はい うん っやーがる しー
いー わーが さん
君がしたのか? うん、私がした ※ 同等以下に対しての応答の言葉。
いーぶさかってぃー 言いたい放題 あれー ちゃー いーぶさかってぃー そーぐとぅ ならんどー あいつはいつも言いたい放題言うから付き合いきれない
うぅないがみ おなり神 いぃなぐちょーれーや うぅないがみろー 姉妹はおなり神だよ
うたき 御嶽 うたき うぅてぃ うぐぁんぐとぅ はじまいん 御嶽で祈禱が始まる※ 樹木が生い茂っていて大きな岩などもある村はずれの聖域
うちなーぐち 沖縄の方言 ありや うちなーぐち すん 彼は沖縄の方言を話す
うちなーゆー  琉球処分〈明治一二年〉
前の琉球国王が治めていた時代
うちなーゆーや まし やたん 琉球国時代は良かった
※ やまとぅゆー[共通語]日本の統治した時代 、あめりかゆー[共通語]米国の統治した時代 などに対する。
うっさふくらさ 大きな喜び ぬーん うっさふくらさ そーてぃる する むん やさ 何事も喜んでやるものだ
うみはまゆん 熱心に努力する てぃしみがくむん うみはまゆん 学問に熱心に励む
うむやーぐぁー 恋人 あまから うむやーぐぁーぬ ちゅーん あそこから恋人が来る
うー  はい っやーがる しー 君がしたのか
えいさー 盆踊り えいさー んーじが いちゅん 盆踊りを見に行く

 

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沖縄弁方言一覧表(カ行)

方言 意味 例文 例文意味
かじふち  暴風 かじふちや っんじららん 台風のときは出られない
※ 「風吹き」に対応する語。「台風」に対応する「てーふ」ということばもあるが、比較的新しい。
かじょーさん 風が強い状態 ちゅーや かじょーさっさー 今日は風が強いね※ 心地よい風より強く、かといって台風ほど強い状態でもない風の吹き方。
かちゃーしー 三線の曲の一首で、テンポが速い。
またそれに合わせて踊る即興的な踊りにもいう
かちゃーしー もーてぃ あしぶん かちゃーしーを踊って遊ぶ
かながなーとぅ 仲良く みーとぅんら かながなーとぅ くらちょーん 夫婦仲良く暮らしている
かにはんりゆん  ぼける あれー かにはんでぃとーん あの人はぼけている
かふーし ありがとう かふーしろー ありがとうね※ 目下への感謝の言葉。目上には「にふぇーれーびる」と言う。
かめーいん 探す。〈妻を〉めとる。 いらな かめーいん     とぅじ かめーいん 鎌を捜す     妻をめとる

 

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沖縄弁方言一覧表(サ行)

方言 意味 例文 例文意味
さばに 小型の漁船。元はくり舟。
現在は板を張り合わせて造る。
さばに くーじ わたいん さばにを漕いで渡る
さんしん 三線。三味線。蛇皮線。 さんしん ひち はねーかすん 三線を弾いてにぎやかにする
さーたーあんらぎー 揚げ菓子 さーたーあんらぎー ちゅくてぃ かむん さーたーあんらぎーを作って食べる
しーじゃ 兄。年上の者 しーじゃぬ いーしぇー ゆー ちけー 兄の言うことはよく聞け
※ 「兄」は「いきがしーじゃ」、「姉」は「いなぐしーじゃ」とも
しーだかさん 霊力が強いこと あれー しーだかさぐとぅ いーしぇー ゆー ちきよー あの人は霊力が強いから、言うことはよく聞けよ※ 特に女性にいう
そーぬぎゆん あわてふためく あれー まーんかい いちゅが、あんし そーぬぎてぃ あの人はどこへ行くのか、あんなにあわてふためいて

 

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沖縄弁方言一覧表(タ行)

方言 意味 例文 例文意味
たっくぃー 血筋。血統 なけーま みーむんじょーぐーぬ たっくぃー 仲井真は催し物を見るのが好きな血筋だ
ちびがっさん 気軽に働くさま あぬ ゆめー ちびがっさぐとぅ たしかとーんどー あの嫁は気軽によく働くから助かっ ているよ
ちむ(1) 肝臓 っわーぬ ちむ 豚の肝臓
ちむ(2) ちむん ちむならん 心も心ならず、落ち着いていられない
ちむえー  意味。わけ あん する くとぅぬ ちむえー わからん ああすることの意味がわからない
ちむがなさん 心からいとおしい とぅじっくぁや いちまりん ちむがなさんろー 妻子はいつまでもいとおしいものだよ
ちむぐくる  心。精神 あれー ちむぐくるぬ りきとーん あの人は心のあり方が立派である
ちむぐりさん 気の毒。かわいそう ありが はなしぇー むる ちむぐりさぬやー あの人の話は全部気の毒だね
ちむじゅらさん 情け深い あまぬ いぃなぐんぐぁや ちむじゅらさんろー あそこの娘は情け深いよ
ちむむちむん 温かい思いやりのある人 ちむむちむんぬ あんしぇー ならんさ 思いやりのある人がそんなやり方はできないよ
ちゃんぷーるー 料理名。
豆腐、野菜などを油で炒めたもの
ちゃんぷーるー ちゅくてぃ かまー ちゃんぷーるーをつくって食べよう
ちゅいしーじー  互いに助け合うさま くまとーいねー ちゅいしーじー やさ 困っているときは互いに助け合うものだ
ちゅらかーぎー 美人 あまぬ いぃなぐんぐぁや いっぺー ちゅらかーぎー やん あそこの娘はたいそう美人である
ちゅらさん 美しい。きれい あれー ちゅらさんどー あの人は美しいよ
てぃんさぐー 鳳(ほう)仙(せん)花(か てぃんさぐぬ はなや ちみじゃちに すみてぃ 鳳仙花の花は爪先に染めて
てぃーら  太陽 てぃーら くぁらくぁら そーん    
   てぃーらぬ うてぃーん
太陽がかんかん照りつけている
太陽が落ちる
てぃーらあーみ  日が照っているのに雨の降る天気
狐の嫁入り
てぃーらあーみ なとーさ 天気雨になっているよ
※ 沖縄では良くある。さらに沖縄では馬の背をわける降りかたもよくある
てーげー おおよそ ありや ちゃー てげーやさ
てーげーむぬいー
あいつはいつもいいかげんだ
いいかげんな言い方
とーたび 人が亡くなること あれー とーたび さん 彼は亡くなってしまった
とーとーめー 位牌 ちーたち じゅーぐにちや うちゃとー っし 
とーとーめー うぅがむん
一日一五日はお茶を供えて位牌を拝む

 

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沖縄弁方言一覧表(ナ行)

方言 意味 例文 例文意味
ならーすん 教える ゆー ならーしよー
むぬいーかた ならーすん
よく教えなさいよ
言葉遣いを教える
なんくる 自然に。ひとりでに。 なんくる なとーしぇー
なんくる ないさ
自然にできているよ
なんとかなるさ
なーはいばい めいめい勝手に あちゃーや あまんかい ちちから なーはいばい さーやー 明日はあそこへ着いてから各自ばらばらに行動しようね
にらいかない 海の彼方にあると信じられている理想郷 にらいかない んかてぃ うぅがむん にらいかないへ向かって拝む
ぬちゃーしー 困っている人を助けるためなどに一定の金額や物品を持ち寄ること ぬちゃーしー っし たしきーん お金やものを持ち寄って助ける
ぬーる 村落の祭祀を司る神女 ぬーるぬ めんしぇーん 祝(の)女(ろ)さんがおいでになる

 

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沖縄弁方言一覧表(ハ行)

方言 意味 例文 例文意味
はぶ 琉球列島に生息する毒蛇 はぶぬ くーいん
はぶぬ ほーとーん
はぶが嚙み付く
はぶが這っている
ひーじゃー 山羊 ひーじゃー ちかなとーん
ひーじゃー おーらすん
山羊を飼っている
山羊を戦わせる
※ 沖縄では主に食用になる。
ふみかすん 賑やかにする わらばーたー あちみてぃ ふみかさな 子どもたちを集めて賑わそう
ふりまくとぅー  馬鹿正直。お人好し あれー ふりまくとぅー なてぃ しぐ 
そーがってぃん すんどー
あの人は馬鹿正直ですぐ信ずるぞ

 

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沖縄弁方言一覧表(マ行)

方言 意味 例文 例文意味
まふっくぁ 炎天下 まふっくぁねー あっかんきよー 炎天下には歩くなよ
みみぐすい 聞いてためになること ありが はなしや ちゃー みみぐすい なてぃやー あの人の話はいつも聞いてためになるね
※ 「耳薬」に対応する語
みーにし  秋から初冬頃にかけて吹く北風。沖縄の冬の訪れを告げる みーにしぬ ふちゅん 冬を告げる北風が吹く
みーるーさん 久しぶりだ みーるーさたんやー ちゃーがんじゅーいぃ 久しぶりだね、ずっと元気だったか
※ 「見遠さあり」にほぼ相当。例文は、久しく会えなかった友達などへの挨拶
むんなれー 世の慣習を学ぶこと ありがみーんかい んじゃーに むんなれー しぇー あの人のところへ行っていろいろ学んできなさい
※ 「もの習い」に対応する語
めんそーれー いらっしゃい ちゃーびらさい めんそーれー ごめん下さい いらっしゃい
もーあしびー 農村で若い男女が夕食後、野原に出て
三線を弾いて歌ったり語ったりなどして遊ぶこと
にーしぇーたーが もーあしびー そーん
もーあしびーが いちゅん
青年達がもーあしびーしている
もーあしびーに行く※ 「あしびー」は「遊び」

 

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沖縄弁方言一覧表(ヤ行・ラ行)

方言 意味 例文 例文意味
やまちっちょーん 乱雑に散らかる しけんや むさっとぅ わからん やまちっちょーん 試験はまったくわからなく、大変なことになっている
やまとぅんちゅ 日本本土の人 あれー やまとぅんちゅろー
やまとぅんちゅとぅ にーびち すん
彼は本土の人だよ
本土の人と結婚する
ゆくしむぬいー 噓。偽り あれー ちゃー ゆくしむぬいーびかー っしやー あいつはいつも噓ばかり言っているね
※ 「横し物言い」に対応する語
ゆたむぬいー 信用できない言葉 あれー ちゃー ゆたむぬいー すん あいつはいつもでたらめなことを言う
※ 「ユタ」は「巫女」のこと
ゆんたくひんたく べらべら。やたらしゃべるさま あちまてぃ ゆんたくひんたく すん 集まっておしゃべりしている
よーがりーひーがり 瘦せほそっているさま わらび そーねー ちゃー 
よーがりーひーがりー そーたん
子どもだったころひどく瘦せていたね
わかりびーさ  寒の戻り ちぬー ちゅうーや わかりびーさろー 昨日今日は寒の戻りだよ
んじょーさん いとしい。かわいい わらべー んじょーさん 子どもはかわいい
んーぱ  嫌(いや) んーぱ やてぃん さんとー ならん
んーぱ んーぱ すん
嫌でもしないといけない
嫌だ嫌だといっている

 

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